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ご挨拶

日本フットケア・足病医学会 北海道地方会
代表世話人 堀内 勝己


この度、地方会の世話人、評議員の皆様から承認をいただき前任の佐藤勝彦先生より代表世話人を引き継ぎました。私は2003年に現在勤務する市立札幌病院に赴任し、キズをみる形成外科医の立場から足病に関わるようになり、約20年、足病患者の治療を行ってきました。 本地方会の源流は2006年11月に設立された札幌フットケア研究会(幹事長:当時時計台記念病院 形成外科・創傷治癒センター 本田耕一先生)にあります。足病の治療に関わっていた診療科の医師、メディカルスタッフが集まり、熱い思いで語り合ったことを鮮明に覚えています。その後、足病を医学的な側面から考える場として2009年5月日本下肢救済・足病学会(理事長:北海道大学名誉教授 褥瘡・創傷治癒研究所所長 大浦武彦先生)が設立され、2年後の2011年3月にはフットケア研究会が発展的に閉会し、同時に日本下肢救済・足病学会北海道地方会が発足しました。以後年2回の地方会を開催し、2019年までに16回開催しました。

2019年7月1日には日本フットケア学会と日本下肢救済・足病学会が合併し日本フットケア・足病医学会が発足しました。しかし、2020年のCOVID-19のパンデミックで生活様式が様変わりし、これまでのような対面での学会開催が困難となりました。その一方でweb会議が進歩し、学会もweb開催が主体となり本年まで3回の北海道地方会を開催しております。

現在の医療は多職種連携が重要視されており、足病分野はまさに多職種連携が最も必要とされる分野です。多職種が参加する学会活動のおかげで足病に対する知識、治療、予防は大きく進歩したと思います。

高齢化が進む中、いつまでも健康で歩き続けられるよう、また、透析患者、糖尿病患者の下肢切断を回避できるよう、本地方会が中心となり、北海道の皆様の足の健康をサポートしていければと思っております。会員の皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

地方会事務局

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